心の栄養
時に、自分にとって漫画とは心のリポビタンDである。
辛いとき、悲しいときには元気を補給し
逆に楽しいとき、嬉しいときには人生の答え合わせになる。
20代半ばから後半にかけての今日、正直言えばアニメや漫画への情熱は下火になっていた。
特に判子のように量産されるアニメには中身が無く、売られる漫画には人生の教訓が得られない。
捕らえ方、視点を変えてみるという自分自身の変化の無さを指摘するなら間違いではないだろう。
ただ、本当に漫画読む、アニメを見る意味すらも理解できずにいた。
最近になって、自分自身に蓋をしていても仕方ないと思いつつ、寝床に引っ付いていた身体を起こして視た事無い作品を最近漁っている。
今視聴しているのは「クロムクロ」と「プリンセス・プリンシパル」の二本。
その前には知らずに聖地巡礼をした「ラブライブサンシャイン」
ラブライブ、と言えば有名な作品なのだが正直周りの熱気が上がれば上がるほど自分自身の中は冷めていく達で敬遠していたのだけれど。
いざ、蓋を開けてみたら思ったより面白い。
キャラクターの個性は前作と引き継いでいる所が多々あるけれど、人間関係や苦労と挫折、それぞれに悩む人物達の描写に忘れて久しい栄養が心に注いだ。
語るほど視聴していないけれど、何というか作品の濃度が濃い。
よくある異世界物がスカスカのスポンジだとしたら(言い過ぎかもしれない。スポンジケーキも良さがある)、サンシャインは久しく食べた食パンだろうか。
食パンはジャム、マーガリン、チョコ等色々な味付けが楽しめる。
そんな作品だった。
ちなみに、クロムクロはロボット好きで。
プリンセスプリンシパルは前々から興味があって。
まぁ機会があれば書き綴ろうかなと。
推敲とか何もしないけれど、こんな思いつき。